「もう看護師辞めたい」
今日も思い足取りで、勤務に向かっている。。。
辞めたい気持ちはずっとある。
でも、辞めて何をしていいかわからない。
そもそも辞めたとして、自分に何ができるのだろう。
そう思いながら、気づいたら、何年も同じ毎日が続いている。
この状態は、きっとあなただけじゃないです。
僕も同じでした。
僕は、辞めたい気持ちを抱えたまま、結局約20年近く看護師を続けています。
結論から言うと、僕はいったん看護師を退職しました。
Web制作やWebマーケティング、コーチングを学び、新しい仕事にチャレンジしたのです。
ただ、やはり収入面の不安や社会的な役割の大切さも感じ、辞めてから3年後に看護師へ復帰します。
現在は、パートで約半日勤務と、あとは自分の仕事を続けるという日々です。
収入は当時よりかなり減りましたが、理不尽なストレスは少なくなりました。
なんといっても自分の時間があるって、控えめに言って最高です!
もちろんすべてに納得できているかといえば、また話は違ってきますが、
・夜勤がない
・身体の負担も軽い
僕にとっては、かなり満足度の高い働き方です。
この記事では、仕事を
「辞める・続ける」の二択だけではなく、
「こういう考えもあるよね」ということをまとめてみました。
この記事でわかること
- 「辞めたい」が強くなる心理的な理由
- 辞めるべきサイン/いったん調整で済むサイン
- 3か月で現実を変える行動ステップ
- 収入不安を減らしながら選択肢を増やす方法
なぜ「辞めたいのに動けない」のか
1. 損失回避が強く働く
人は「得すること」より「失うこと」を強く怖がります。
だから、今がつらくても、
「看護師辞めて収入が下がるのは怖い」
「なんだかんだでキャリアを捨てるのが怖い」
で止まりやすくなってしまうのです。
2. サンクコストに縛られる
「ここまで頑張ったのに、辞めたらムダになる」
これはすごく自然な反応です。
ただ、これが結構ネックになると個人的には感じます。
10年という時間を費やそうが、合わないものは合わないと思います。
一時的には改善したように感じても、きっと何か環境が変わると同じことの繰り返しになる可能性が高いです。
大事なのは、これからの時間をどう使うかです。
3. 自律性が削られる
人は「自分で選んでいる感覚」がないと、こころが消耗しやすくなります。
毎月の勤務・夜勤・人間関係にもまれ続けると、
こころが「もう無理」と言い始めるのは、むしろ正常な反応です。
ありませんか?「限界サイン」
以下が複数あてはまるなら、早めに専門家へ相談することを考えてください。
- 休んでも疲れが回復しない
- 寝つけない/夜中に何度も目が覚める
- 出勤前に動悸・吐き気・強い不安を感じる
- ミスの不安で涙が止まらない
- 家族や友人に「最近しんどそう」と何度も言われる
看護師って、誰かのために自分を削って働くという方も多いと感じます。
自分のことはわかっているようでも、実はあまりわかっていないことも多いです。
「自分は強いから大丈夫」と言って安心しないでください。
環境やタイミングなど条件がそろうと、意外と自分って「弱かったんだ」ということに気づきます。
※心身の症状が強い場合は、自己判断で我慢せず、産業医・心療内科など専門家へ。
後悔しにくい判断基準(僕の実体験ベース)
判断の軸は2つです。
「回復できる環境か」
「望む働き方に近づけるか」
- 一時的ストレスなら:異動、休暇、夜勤調整で改善余地あり
- 構造的ストレスなら:職場変更 or 働き方変更(常勤→非常勤など)を検討
僕の場合は、
「辞めた」→「別業界で挑戦」→「看護師へ復帰」→「半日パート」→「ダブルワーク」
という流れでしたが、辞めてみると意外となんてことないと感じます。
もちろん何を大切にしているか、社会や家庭でも役割など、事情が違いますが、
生きていればなんとかなるものだなと思いました。
「給料」「退職金」「休み」「時間」「人間関係」
看護師として働いていく限り、すべて満足できる状態にし、それを維持するのは
非常に困難だと感じます。
何を優先するのかをじっくりと考える必要があるのです。
大切なことは、正解は一つではないということです。
人生のフェーズごとに最適解は変わると思うんです。
たくさんの情報に触れる機会が増え、価値観も多様化していると思います。
その分、選択肢が増えることは当然なことだと思います。
3か月アクションプラン(具体)
1〜2週目:状態を見える化する
- 勤務後に3項目を10点で記録
- 疲労
- 気分
- 睡眠の質
- しんどい場面(人・時間帯・業務)をメモ
3〜4週目:職場内での調整を試す
- 師長・上司に相談(感情ではなく記録を持参)
- 相談テーマは1つに絞る
- 夜勤回数
- 配置
- 業務量
- 休暇
- ただこれらは一時的な対応になると思います。
自分の希望をとおせば、他の誰かの負担につながる可能性も高いのです。
2か月目:外の選択肢を調べる
- 看護師の別職場(クリニック、訪問、健診、産業保健など)
- 働き方(常勤・時短・パート)ごとの手取り試算
- 転職の可能性:学習候補を1つ決める(例:Web、ライティング、コーチング)
看護以外の道で、自分が何ができそうかということを調べてみる。
3か月目:小さく実験する
- 好きなことの学習を開始
- 週1時間、学習したことのアウトプットをしてみる
- 「半年後どうしたいか」をA4用紙1枚にまとめる
お金の不安への向き合い方
「辞めたいけど、お金が心配」
これは本当にリアルです。
僕もここで何度もグルグルしていました。
20代とかなら何とでもなりそうですが、40代ともなるとやはり足踏みしてしまいます。
僕の場合は、お金よりも環境を変えたいという想いがつよかったので、結局は勢いで動いてみました。
- とりあえず生活費12か月分を目標にする
- 固定費を見直す
- 収入の柱を1本増やす準備をする(資産運用)
- 看護師資格を“0か100か”で考えない(働き方を調整する)
この中でも固定費の見直しは、すごく大きいと思いました。
最後に:時間は戻らない
これはつよく思うのですが、お金って、いつでも作れると思うのです。
生涯の賃金や、給料としては減ってしまう可能性が高いのですが、働いてもらうことはできます。
一方で「いまの時間」って本当にもう戻らないと感じます。
「辞めるのが正解」とか「残るのが正解」とか正解、間違いという判断だけではなく、
自分が納得できる働き方に寄せることが正解だと思います。
僕はかなり遠回りをしました。
多忙な業務や過酷な夜勤で、いつの間にか「思考の枠」がだいぶ狭くなっていることに気づけなかったんです。
考えているようで、実は同じところをグルグルと何年も回り続けていました。
だからこそ、あなたには時間をムダにせずに動いてほしいと思います。
今日からやることは1つでいいです。
“今のままを続けた3年後”と、
“今日から小さく動いた3年後”を、紙に書いて比べる。
その1枚が、自分の人生を取り戻す最初の一歩になります。